ChatGPTで売れるセールスコピーを作る方法|心理学×プロンプトで成約率4.2倍にした全手順

小野寺信二
執筆者プロフィール

「商品説明、一生懸命書いてるのに全然売れない…」

その気持ち、マジで分かります。

僕も昔、副業でデジタル商品を売ろうとしてLPを作ったことがあるんです。 3日かけて「機能」を細かく説明して、「こだわりポイント」を熱く語って。

結果、売上0円

アクセスは来てるのに、誰も買わない。 あの時の絶望感、今でも覚えてます。

でも今は違う。

心理学ベースのフレームワークを学んで、ChatGPTをうまく使えるようになってから、成約率が3ヶ月で4.2倍になりました。

今回は、ECサイト運営者のあなたに向けて、 「売れるセールスコピーをChatGPTで作る方法」 を全部お伝えします。

なぜ商品説明を書いても売れないのか?

まず、多くの人が陥る罠について話させてください。

商品が売れない人の説明文には、ある共通点があります。

それは 「機能説明」で終わっている ということ。

例えば、ワイヤレスイヤホンを売るとき。

❌ ダメな例: 「Bluetooth 5.3対応、バッテリー持続8時間、IPX5防水」

これ、スペックの羅列ですよね。 読んでも「だから何?」って思いません?

売れる例

「満員電車でも、あなただけの世界に没頭できる。朝の通勤が、好きな時間に変わる」

これが 「ベネフィット訴求」 です。

機能じゃなくて、その機能によって得られる未来 を見せる。

僕がLP作って売上0円だった時、まさに機能説明だけしてました。 「この商品はこういう仕組みで、こういう特徴があって…」って。

お客さんが知りたいのは、そこじゃない。

「これを買ったら、自分の生活がどう変わるのか?」

ここを伝えられるかどうかが、売れる・売れないの分かれ目です。

心理学ベースの4大フレームワーク

じゃあ、どうやってベネフィットを伝えるか?

ここで使えるのが、コピーライティングのフレームワーク です。

僕が実際に使っていて、効果があったものを4つ紹介します。

①PASONA(パソナ)の法則

日本のマーケター神田昌典さんが提唱した、最も有名なフレームワーク。

  • Problem(問題):読者の悩みを明確にする
  • Affinity(親近感):「僕も同じでした」と共感する
  • Solution(解決策):解決方法を提示する
  • Offer(提案):具体的な商品・サービスを提案
  • Narrowing Down(絞込):今すぐ行動すべき理由を示す
  • Action(行動):具体的な行動を促す

特にECサイトの商品ページ、LPに向いています。 「悩み→共感→解決」 の流れが自然に作れる。

②AIDMA(アイドマ)

消費者の購買心理プロセスを表したもの。

  • Attention(注意):目を引く
  • Interest(興味):興味を持たせる
  • Desire(欲求):欲しいと思わせる
  • Memory(記憶):記憶に残す
  • Action(行動):購入させる

広告やキャッチコピーを作る時に使いやすい。 最初の「注意」で勝負が決まる ので、冒頭のインパクトが重要です。

③QUEST(クエスト)

情報商材やコンサル系でよく使われるフレームワーク。

  • Qualify(絞込):ターゲットを明確にする
  • Understand(理解):読者の悩みを理解していると示す
  • Educate(教育):解決策の価値を教える
  • Stimulate(刺激):感情を刺激する
  • Transition(転換):行動へ導く

「あなたのための記事です」 と最初に伝えることで、読者が自分ごととして読んでくれます。

④GDTの法則

人間の欲求を3段階で刺激する法則。

  • Goal(目標):時間・努力・お金を節約したい
  • Desire(欲望):富・愛・快適さを得たい
  • Teaser(本能):希少性・好奇心・反社会性

下に行くほど強い欲求。 Teaserレベル(限定性、好奇心) を刺激できると、成約率が跳ね上がります。

例:「先着30名限定」「業界では絶対教えてくれない」

ChatGPTプロンプト実例【コピペOK】

フレームワークは分かった。 でも実際に書くのが難しいですよね。

ここで ChatGPTの出番 です。

以下、僕が実際に使っているプロンプトを紹介します。

プロンプト例①:PASONAで商品説明を作る

あなたはプロのセールスコピーライターです。 以下の商品について、PASONAの法則に従って商品説明文を作成してください。 【商品名】:(ここに商品名) 【ターゲット】:(ここにターゲット) 【商品の特徴】:(ここに特徴を3つ) 【価格】:(ここに価格) 出力形式: – 各パート(P・A・S・O・N・A)ごとに見出しをつけて – 全体で500文字程度 – 感情に訴える表現を多用して

プロンプト例②:キャッチコピーを10個作る

あなたは売れるキャッチコピーを作る専門家です。 以下の商品について、AIDMAの「Attention(注意)」を引くキャッチコピーを10個作成してください。 【商品】:(ここに商品名) 【ターゲットの悩み】:(ここに悩み) 【ベネフィット】:(ここにベネフィット) 条件: – 15文字以内 – 数字を1つ以上入れる – 疑問形、命令形、断定形をバランスよく

プロンプト例③:緊急性・希少性を演出する

以下の商品について、GDTの法則の「Teaser(本能)」を刺激する文章を3パターン作成してください。 【商品】:(ここに商品名) 以下の3つの切り口で: 1. 希少性(数量限定、期間限定) 2. 好奇心(意外な事実、裏側) 3. 反社会性(常識への反論) 各パターン100文字程度で。

これらのプロンプトを使うだけで、素人っぽい商品説明が一気にプロ仕様 になります。

コツ①:ベネフィットは「感情」で書く

「軽量設計で持ち運びやすい」→ これは機能。

「カバンに入れても存在を忘れる。だから毎日持ち歩ける」→ これがベネフィット。

「だから何?」を3回繰り返す と、本当のベネフィットにたどり着きます。

コツ②:緊急性は「理由」とセットで

「今だけ50%OFF!」

これだけだと怪しい。詐欺っぽい。

「在庫処分のため、今週末まで50%OFF。次回入荷は未定です」

理由があると信頼性が上がる。 これ、めちゃくちゃ大事です。

コツ③:言葉は「相手の語彙」で

専門用語を使いたくなる気持ち、分かります。 でも、お客さんが普段使わない言葉は響かない。

ターゲットが普段どんな言葉を使っているか。 SNSやレビューを見て、その言葉をそのまま使う。

これだけで「自分のことだ」と思ってもらえます。

まとめ

今回の内容をまとめます。

①売れない原因は「機能説明」で終わっているから → ベネフィット(得られる未来)を伝える

②4つのフレームワークを使い分ける → PASONA、AIDMA、QUEST、GDTの法則

③ChatGPTで効率化できる → プロンプト例をコピペして活用

僕は1000万円の詐欺被害を経験してから、「本物」と「偽物」を見抜く目を持つようになりました。

コピーライティングの世界にも、怪しい教材や高額塾がたくさんあります。

でも、今回紹介したフレームワークは 本物 です。 何十年も使われ続けている、再現性のある技術。

あとは、やるかやらないか。

まずは今日、自分の商品ページを1つだけ書き直してみてください。 ChatGPTにプロンプトを投げるだけ。5分でできます。

それだけで、成約率は確実に変わります。

ただしこれは、アフィリエイトを行う場合、別の意識も重要です。

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小野寺信二
小野寺信二
ITジャーナリスト:ブログ運営者
ITジャーナリスト兼、副業アドバイザーとして活躍をしています。 何か不明な事がありましたら いつでも気軽に声をかけてください。
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