【結論】KABUKABU(株株)は金融庁登録でも極めてハイリスクな案件
KABUKABU(株株)は、金融庁に正規登録された投資助言・代理業者です。登録番号は「関東財務局長(金商)第2801号」。法的には違法業者ではなく、特商法に基づく情報も公式サイトに明示されています。しかし、登録されているからといって「安全」とは言えません。このサービスは、過去に重大な行政処分を受けており、現在も複数の懸念材料が残っています。
KABUKABU(株株)のメリットは3つだけ
- 金融庁登録業者であるため、無登録の違法業者とは明確に区別できる
- 無料で毎日の推奨銘柄や市場情報が提供され、サービスの質を事前に検証可能
- 契約前に料金体系やサービス内容が明確に公開されており、追加請求のリスクが低い
絶対に見落としてはいけない4つのリスク
- 運営会社の前身「株式会社CELL」が2016年に金融庁から「虚偽の告知」および「断定的判断の提供」で業務停止命令を受けている
- 月額料金が3万円~20万円以上と異常に高額。成功報酬型プランでは入会金50万円以上が必要
- 「テンバガー達成銘柄」などと謳っているが、具体的な銘柄名・時期・検証可能な実績データが一切開示されていない
- 返金・解約条件が「申込みフォーム内の規約に準ずる」とのみ記載され、明確なルールが公表されていない
過去の行政処分と「社名変更」の問題点
2016年12月、運営会社の前身である「株式会社CELL」は、金融庁から「業務停止命令」を受けました。その理由は、以下の二つの金融商品取引法違反です:
- 「仕手筋介入」「某証券会社から直接入手」といった虚偽の情報を提供していた
- 「必ず○万円の利益」といった断定的な表現で投資意欲をあおり、リスクを説明しなかった
この処分直後、社名を「株式会社CELL」から「株式会社NEO」に変更。同時に、サービス名も「Japan Stock Trade」→「ミリオンストック投資顧問」→「KABUKABU(株株)」と複数回変更しています。代表者は同一の稲垣明徳氏で、企業体質の根本的な改善が疑われます。
「成功事例」は本当に検証できるのか?
KABUKABU(株株)は公式サイトで「テンバガー達成銘柄複数」と宣伝していますが、どの銘柄で、いつ、どのくらいの利益を出したかの詳細は一切公開されていません。第三者が検証可能なデータは存在せず、すべてが運営側の自己申告です。
さらに、サービスの看板である「橋本罫線」の考案者である橋本明男氏の過去の予想成績(Yahoo!ファイナンス記録)では、勝率33%、パフォーマンス率-45.2%と、実績が著しく低いことも確認されています。専門家としての信頼性に疑問が残ります。
こんな人なら検討してもいいかも
これらのリスクを十分に理解した上で、以下の条件を満たす人ならば、検討する価値があります。
- 投資経験が豊富で、株価の分析・検証を自力で行える人物
- 月5万円以上の顧問料を失っても生活に影響がない、余剰資金がある人物
- 無料コンテンツで3ヶ月以上、推奨銘柄の成績と自分の分析を照らし合わせ、自ら検証した人物
初心者には絶対に勧められないハイリスクなサービス
KABUKABU(株株)は「詐欺」ではありません。しかし、金融庁の登録業者という「合法」の枠組みを活用しつつ、過去の重大な法令違反を経て、高額な料金と不透明な実績で利益を追求しているリスク極めて高いサービスです。
「投資顧問」は、あくまで「情報提供」であり、利益を保証するものではありません。特にKABUKABU(株株)は、初期の虚偽告知体質が改善されたか不明なまま、高額な契約を推し進めています。初心者や、副業で手軽に稼ごうとしている人にとって、このサービスは「リスクが大きすぎる」選択肢です。
こういう人には絶対に合わない
- 投資経験がなく、他人の推奨に頼って稼ごうとしている人
- 月10万円以上の支出を余裕で賄える資金を持っていない人
- 「絶対に儲かる」という言葉に弱い人
- 返金や解約のルールを明確に確認せずに契約しようとする人
もっと安全な代替案|つみたてNISAやiDeCoも検討して
負債や不安を抱えずに資産を築きたいなら、KABUKABU(株株)のような高リスクサービスではなく、金融庁が推奨する「つみたてNISA」や「iDeCo」を活用した長期分散投資を検討してください。少額から始められ、税制優遇があり、リスクを分散して資産を育てる方法です。
【まとめ】検証すべきはサービスよりも自分のリスク許容度
KABUKABU(株株)の真価は、公式サイトの宣伝文ではなく、過去の行政処分記録と、現在の実績開示の欠如にあります。登録業者だから安心、という安易な判断は禁物です。自分自身の資金状況、投資経験、リスク許容度を冷静に見つめ、情報の出所を疑う姿勢を持つことが、副業で失敗しない最善の対策です。
このサービス、月額10万円も払う価値があるの? それとも、過去の嘘を隠すための高額な「保険」?
小野寺
金融庁の登録は「合法」の目安ですが、信頼の基準ではありません。過去に嘘をついた企業が、ちゃんと変わったのか? それを確かめるのは、あなた自身の責任です。
【重要】KABUKABU(株株)の公式サイト:https://kabux2.jp|特商法:https://kabux2.jp/show_page.html/view/sct_law|運営会社:https://neo2016.jp